シンガポールのスタートアップ企業であるArrowBiome、シードラウンドにて100万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.06.18
シンガポールのスタートアップ企業であるArrowBiomeは、マイクロバイオームケアを一般化するために、100万ドルのシード資金をCocoon Capitalから調達した。
ArrowBiomeは、リシンを生成・設計し、これを個人ケア会社や特殊化学品メーカーなどに提供している。通常の皮膚治療法は、善玉菌と悪玉菌の両方を破壊するため、微生物叢のバランスを崩し、抗生物質への耐性を高めてしまうが、ArrowBiomeのソリューションは有害な細菌のみをターゲットにしている。同社は、プラットフォームを通じて、従来の代替品よりも副作用が少ない製品をクライアントに提供することができると主張しており、これらの製品はより低用量の有効成分で作られることができる。
ArrowBiomeは、新たな資金を研究開発部門の強化や商業パートナーシップの拡大に活用する予定である。さらに、スキンケア分野に留まらず、他の領域にも進出する計画である。
