SlopeがAIを活用したB2B支払いプラットフォームのために3,000万ドルを調達

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SlopeがAIを活用したB2B支払いプラットフォームのために3,000万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2023.09.27

サンフランシスコで設立された2年前のAIスタートアップ、Slopeは、B2B支払いのトラッキングと受領プラットフォームのゴールドスタンダードを作ろうと試みている。これには、独自の「ルールベース」テクノロジーとOpenAIのGPT-3.5 Turboの一部が活用されている。Slopeはまた、独自の内部大規模言語モデル(LLM)も開発している。

今日、Slopeは3,000万ドルの資金調達を発表した。このラウンドは、Fred Wilsonの有名なUnion Square Venturesが主導し、OpenAIのCEOであるSam Altmanも参加し、合計の資金調達額は1億8700万ドルになる。わずか18人のフルタイムの従業員を抱える緊密なチームにとって、それは大きな現金だ。

この資金を使用して、Slopeはチームと技術の拡充を続る。その技術には、Slopeの顧客がクレジットカード、ACH(自動クリアリングハウス)、国際支払いを含む、顧客からの支払いを受け入れるために使用できるオンライン支払いおよび請求ツールが含まれる。

これには、Slopeがバイヤーの「信用リスク、請求書、請求、現金アプリケーションのクレーム、削減するまでのすべてが含まれている。
Slopeは、顧客の顧客に対して直接クレジットを付与することで、前払いができない人々にも資金を提供する。

SlopeGPTは、Slopeのエンタープライズ顧客のトランザクションデータと注文データを取り込み、オープンAIのGPTを専用のインスタンスで実行し(パブリックインターネットや第三者にはアクセスできない)、データを埋め込みにクラスタリングする。Slopeは、これらの埋め込みと他のルールベースのデータ管理手法を使用して、顧客とその顧客に関連データや提案を提示する。

バイヤーのリスクを分析する際、SlopeGPTは手がかりを探すこともできる。

Slopeは、自社の18ヶ月間の約250万件の銀行取引をGPTに入力することで、この目的のためにGPTの力を発見した。
Slopeはまた、公開データを使用してトレーニングされた独自のLLMも開発しており、リスクを正確に特定する能力が向上しており、近日中にリリースされる予定である。