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家計簿プリカ「B/43（ビーヨンサン）」を提供する株式会社スマートバンク、シリーズBラウンドの1stクローズにて40.8億円の資金調達を実施ー累計調達額は70.8億円に
uniqorns編集チーム 2024.11.12
家計簿プリカ「B/43（ビーヨンサン）」を提供する株式会社スマートバンクがシリーズBラウンドの1stクローズで40.8億円の資金調達を実施した。これにより、同社の累積調達金額は70.8億円に達した。今回の第三者割当増資による調達金額は29.3億円であり、引受先には、SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合、富国-GB投資事業有限責任組合、明治安田未来共創投資事業有限責任組合、MSIVC2023V投資事業有限責任組合、ゆうちょ Spiral Regional Innovation 1号投資事業有限責任組合、DBJキャピタル投資事業有限責任組合、株式会社セブン銀行、ALL STAR SAAS FUND Pte. Ltd.、GMO GFF投資事業有限責任組合、みずほ成長支援第5号投資事業有限責任組合が含まれている。また、融資総額は11.5億円であり、借入先には商工組合中央金庫、三菱ＵＦＪ銀行、ＪＡ三井リース、紀陽銀行、北國銀行が名を連ねている。
スマートバンクは、キャッシュレス決済の活用により自動的な家計簿作成を可能にする「B/43」を開発・提供している。このサービスは、クレジットカード・銀行口座連携機能やAIレシート読み取り機能の実装等により、ユーザーが様々な支出を管理できるように進化している。最近の物価上昇に伴い、節約志向の高まりや共働き世帯の増加が見られる中、「B/43」の累計ダウンロード数はサービス開始から3年で100万件を突破した。
今後の展望として、スマートバンクは家計管理を効率化するだけでなく、余剰資金の創出にコミットする家計改善サービスの開発・提供を目指している。具体的には、生成AIを活用して、ユーザーの目的や日々の支出状況に合わせた家計改善を伴走するAIアシスタントサービスの提供を計画している。今回調達した資金は、これらの新サービスの開発を強力に推進するための組織強化とマーケティング活動に充当される予定である。
