Space Aviation株式会社が株式会社前澤ファンドから10億円の資金調達

Space Aviation株式会社は、10月16日に株式会社前澤ファンドを引受先とする第三者割当増資を実施し、10億円の資金調達を行った。
スペースアビエーション株式会社は、ヘリコプターを活用したヒトとモノの輸送による新しい価値の創出と地域貢献をテーマに事業展開しており、これまでにヘリコプターによる観光遊覧飛行、旅客輸送、ライセンススクール、防災・減災支援、航空機売買などの事業を行ってきた。

現在は京都本社（JPD京都ヘリポート）、岡山整備主基地（岡南飛行場内）のほか、北海道洞爺湖、東京、千葉、神奈川、熊本、沖縄本島、石垣島を拠点に、合計45機の航空機を用いて全国でフライトサービスを展開している。また、広島県江田島市、千葉県木更津市、北海道余市町の３市町と連携協定を締結し、地方創生への貢献活動も行っている。

今回の調達資金は、CXO層やパイロット・整備士などの人材採用の拡大、各拠点の機能強化、次世代エアモビリティの活用に向けた取り組み、インバウンドへの対応と新たな観光体験の創出に活用される。また、地方自治体とのパートナーシップの更なる構築や訪日外国人と国内旅行客をターゲットとした観光体験のアップデートにも力を入れていく予定である。