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人とAIの新たな関係をデザインするStarley株式会社、約2億円の資金調達を実施ー累計調達額は10億円に
uniqorns編集チーム 2024.12.25
人とAIの新たな関係をデザインするStarley株式会社は、X&KSK、TBSイノベーション・パートナーズ3号投資事業組合、W fundほかを引受先とした第三者割当増資により、総額約2億円の資金調達を実施した。本調達は、前回の7億円の調達に続くエクステンションラウンドとして実施され、累計調達額は10億円に達した。
Starleyは、ユーザーとの会話を通じて成長する音声会話型おしゃべりAI「Cotomo(読み:コトモ)」を提供している。「Cotomo」は、日常会話や雑談を得意とし、ユーザーの興味や好みに基づいた話題について、快適な間やスピードでコミュニケーションすることができる。2024年2月のリリースから現時点までに、累計返答回数が約4億回となり、生成AIを用いたプロダクトとしては、有数の規模に成長している。また、2024年12月には、シニア向けサービスとして、離れた家族を電話を通じたおしゃべりで見守るAIサービス「茶の間Cotomo(読み:チャノマコトモ)」の提供を開始した。
調達した資金は、今後、さらにエンターテインメント領域やシニア層に向けた支援サービスへの応用を加速するため、採用強化をはじめ以下の目的で活用される。
1. 開発の強化
Starleyは、積極的なエンジニア、デザイナー、PdM(Product Manager)の採用を通じて、既存の「Cotomo」における顧客体験の改善や開発を加速し、ユーザーのニーズに応えるためのデータ基盤を強化する。
2. マーケティングおよびアライアンスの拡充
より多くのユーザーへ「Cotomo」が生み出す新たな体験を届けるために、マーケティングやアライアンス活動を積極的に行っていく。