国内最大級の建設人材マッチングプラットフォームを運営する株式会社助太刀、17億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.10.03
国内最大級の建設人材マッチングプラットフォームを運営する株式会社助太刀は、パナソニック ホールディングス株式会社、日本郵政キャピタル株式会社、三井住友信託銀行株式会社およびMPower Partners Fund L.P.などの既存株主を引受先とした第三者割当増資による17億円の資金調達を実施した。
現在、建設業界では労働者の高齢化が進み、若年層の新規入職者が減少しており、慢性的な人手不足が問題となっている。株式会社助太刀は、「建設現場を魅力ある職場に。」というミッションのもと、業界構造の最適化を目指し、人手不足の解消に向けた取り組みを行っている。
2024年4月からは建設業にも「働き方改革関連法」が適用され、時間外労働の上限が規制されることから、さらに人手不足が深刻化することが予想される。
このような状況を受け、株式会社助太刀は既存事業に加え、職人のキャリアパスを支援するサービス「助太刀学院」を通じた教育事業への新規参入を発表した。これにより、事業機会の更なる拡大を図ることを目的としている。
資金調達の実施に際しては、既存株主からの出資に加えて、新たに株主となるパナソニック ホールディングス株式会社および日本郵政キャピタル株式会社との事業面での連携を推進し、成長戦略を加速させる予定である。これにより、株式会社助太刀の事業領域を拡大し、顧客への提供価値と企業価値の最大化を目指すとともに、建設業界全体の発展に寄与することを目指している。
今回調達した資金は、今後の事業成長や組織体制の強化、新規事業開発に活用される予定である。同社は、今後も建設業界の課題を解決し、社会的責任を果たすことを目指して、今後も努力を続けていくであろう。