医療介護ソフトウェアを提供する台湾の智齡科技、シリーズBラウンドにて2.5億台湾ドル(約12億円)の資金調達を実施ー累計調達額は6.2億台湾ドル(約30億円)に
uniqorns編集チーム 2024.07.19
ソフトウェアエンジニアリング、データサイエンス、AI技術を活用し、医療介護ソフトウェアを提供する智齡科技(本社:台湾新北市、現地語表記:智齡科技股份有限公司、創業者/CEO:康仕仲、以下智齡科技) は、シリーズBラウンドで2.5億台湾ドル(約12億円)の資金調達を実施し、累計資金調達額は6.2億台湾ドル(約30億円)に達した。今回のシリーズBラウンドには、ITIC(創新工業技術移轉股份有限公司)と三菱UFJフィナンシャルグループ傘下のMUCAP(三菱UFJキャピタル株式会社)が共同で管理する台日三号基金が新たに参加した。プレシリーズBラウンドの投資家である嘉新水泥、緯創資通、達盈管理コンサルティング、聯合報、彰能資本も支援を継続する。
智齡科技は、SaaS(Software as a Service)ソリューションを介護医療施設に展開している。
また、2022年末には北米市場に進出し、短期間で全社収益の10%を占める成果を上げました。また、2024年には日本の歯科クリニック向けに、施術中の患者のバイタルサインをモニタリングする「JuboLink for Dental」を上市する予定である。
AI技術の活用等、継続的なサービスの改良により、台湾での市場シェアは30%以上を達成し、業界トップの地位を確立している。この経験を基に、智齡科技は2024年からは日本市場への展開を更に加速していく予定である。