TeraWatt Technology 株式会社、三井住友銀行と5億円の融資契約を締結

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TeraWatt Technology 株式会社、三井住友銀行と5億円の融資契約を締結

uniqorns編集チーム 2024.03.15

TeraWatt Technology 株式会社は株式会社三井住友銀行と、5億円の融資契約を締結した。

当社はこの度調達した資金を用いて、2025年以降に上市可能な高エネルギー密度・高出力密度型リチウムイオン電池の生産に向けた製品検証や協業を実施し、次世代電気自動車・電動二輪車・電動工具・産業用大型ドローン・電動建作農機といった多様なアプリケーションの電動化加速を目指す。

持続可能な社会の実現において、「脱炭素」が人類史上かつてない注目を集めており、世界的に脱炭素戦略が加速している。「脱炭素」の主たる推進力が多様なデバイスの「電動化(Electrification)」であり、それを支える基盤産業であるリチウムイオン電池、特に次世代リチウムイオン電池には世界中で大きな注目が集まっており、2030年にはリチウムイオン電池の全世界生産規模は約40兆円、2050年には100兆円規模に成長する勢いを見せている。

そんな中、TeraWatt Technologyは「持続可能な社会の為、全ての電動化を」をミッションに、既存のリチウムイオン電池よりも大幅に軽く・小さく・パワフルで安全に駆動可能な次世代リチウムイオン電池の開発を行い、その商用化を目指している。当社ではこれまでに商用サイズ電池のパイロット製造から量産化に向けた大型施設における大規模パイロット製造実証に着手してきた。今回の融資による資金調達により顧客と商用化に向けた製品検証や協業を加速してゆく予定である。


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