生体ニーズに基づく提案型社会を構築する株式会社ザ・ファージ、プレシリーズAラウンドにて資金調達を実施ー累計調達額は4.4億円に

Image Credits: 株式会社ザ・ファージ

生体ニーズに基づく提案型社会を構築する株式会社ザ・ファージ、プレシリーズAラウンドにて資金調達を実施ー累計調達額は4.4億円に

uniqorns編集チーム 2024.09.12

「生体ニーズに基づく提案型社会を構築する」をミッションに掲げる株式会社ザ・ファージ(本社: 東京都渋谷区、代表取締役 CEO: 德永 翔平、以下「THE PHAGE」)は、この度プレシリーズAラウンドにて資金調達を実施し、累計調達額は4.4億円に達した。シードラウンドからのリード投資家である株式会社ジェネシア・ベンチャーズからの追加調達に加え、新規投資家として株式会社ビジョンインキュベイト、株式会社ケイエスピー、株式会社明治、TOPPANホールディングス株式会社、みずほキャピタル株式会社、未来創造キャピタル株式会社、株式会社メディヴァからも資金調達を実施した。

また、TOPPANとの保健機能食品の研究開発支援事業での戦略的事業提携に合意した。さらに、明治とは食品のさまざまな健康価値の可能性を探索する協業連携を進めていく。

同社は、日常の生体情報と生活行動の関連性を解析し、一人ひとりに個別最適化された提案をすることで、新たな医療・ヘルスケア体験を社会に導入するスタートアップである。
膨大な種類の生体情報が存在する中で、当社はまず、食事や運動といった生活行動に対し最も鋭敏に反応する血糖値に注目した。血糖値は動的かつ多因子で変化するものであり、これまで医療専門家でなければその解析が困難とされてきた。そのため、当社は複数の研究開発・実証実験を通じて日常生活における血糖値の利用手段を探求している。

同社の提供する糖尿病診療支援サービス 「グルコースフライト®」について、
「グルコースフライト®」は、個別化された生活提案を行う糖尿病の総合診療支援サービスである。個々の生体情報を解析し個別最適化された生活行動を提案することで、ユーザーの主体的な血糖管理を促進し、また医療従事者には、患者の生活リズムや食事スタイルに合わせた的確な栄養指導をサポートする。

今回の資金調達を通じて、保健医療分野という高い倫理観と品質管理が求められる領域でのAIを活用した糖尿病診療事業や食品・医療・保険をはじめとする医療・ヘルスケア領域における研究開発支援事業として展開し、商業ベースで大規模かつ日常的に運用可能な形態へと移行することを目指している。
また、既存事業のオペレーションを最速で高度化することに加えて、多様な専門家人材による知識の融合が不可欠となる。保健医療分野のAI開発によるデータヘルス・医療DXの推進に賛同するプロフェッショナルな人材を募集している。

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