ThetaRay、マネーロンダリング対策用AIツールに5,700万ドルを獲得

テクノロジー企業ThetaRayは、AIツールを使用してマネーロンダリングを特定および撲滅するためのプラットフォームを構築している。

同社は、銀行やその他の金融機関で不正取引活動を自動的にスキャンおよび特定するAIベースのアンチマネーロンダリング(AML)プラットフォームを構築しており、事業拡大に伴い、Portage、JVP、OurCrowd、ABN Amro、General Electric、Alibaba、PwC、SVB Financialを含む過去の出資者らから総額5,700万ドルの資金調達を実施した。

ThetaRayは、サンタンデール銀行を含め、多くの大企業やフィンテックスタートアップを顧客に持ち、顧客ベースが過去1年間で10倍に拡大し、年間継続収益が5倍に成長したと述べている。

この市場におけるAMLツールの需要は、ThetaRayにとって大きなビジネス機会となるため、同社は今後も事業を拡大させ、公開上場する計画を立てている。