Thumb Technologies、RunbearおよびWaddle、Kakao Venturesより資金調達を実施

Image Credits: Thumb Technologies、Runbear、Waddle

Thumb Technologies、RunbearおよびWaddle、Kakao Venturesより資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.19

カカオベンチャーズは、B2B AIソリューションスタートアップである、Thumb Technologies、RunbearおよびWaddleの3社に投資を行なった。また、カカオベンチャーズは、18日に江南区狎鴎亭(アッサムドン)のマル360で、投資ポートフォリオ会社とカカオベンチャーズのAI投資方針を紹介するブラウンバックミーティングを開催した。今回のイベントには、AIベースのB2Bソリューションを開発するThumb Technologies、Runbear、Waddleなど、カカオベンチャーズが投資した3つのスタートアップが参加した。これらの企業はすべて、企業の運営と業務効率を向上させるためにAIを活用している。

Thumb Technologiesは、社内のテキストや音声データを記録し、企業のコスト削減を図るソリューションを提供している。情報過多やコミュニケーションの断絶に直面している企業向けのサービスで、会議ソリューション、営業プロセスを効率化する営業ソリューション、カスタマーサポートソリューションなどを提供している。代表的なソリューションは、AI会議ソリューションで、会議で言及された顧客の課題などを把握し、文脈を分析し、キーワードでまとめたり、可視化したりする。韓国に拠点を置くThumb Technologiesは、12月に韓国語ベータサービスをリリースし、LG CNS、SKT、LG Uplusなどと協力している。

RunbearもB2B SaaSソリューションで業務効率を向上させている。DevOPSエンジニアの運用業務を体系化し、自動化するAIツールである。Runbearは、AIを統合する際のコストと時間を削減し、セールス、カスタマーサービス、マーケティング、開発、コンサルティングなど、さまざまな分野で活用できる。Runbearは、サービスのリリースから5ヶ月後にBCGを含む67の有料顧客を獲得し、サービスをグローバルに展開する計画である。

Waddleは、対話型AIエージェントベースの顧客エンゲージメントソリューションである"ジェントゥ"を開発している。一般的なメッセージベースのチャットボットではなく、人間のように考え、メッセージだけでなく音声やドキュメントも送るAIエージェントに基づいている。コマース企業を対象に、獲得した顧客を維持し、購入の過程や購入コンバージョンまでをサポートする。Waddleは、最近、政府が推進するオープンAI協業プログラムにも選定された。

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