オフィスにおける郵便物・配達物管理SaaS「トドケール」を運営する株式会社トドケール、シリーズAラウンドにて3億円の資金調達を実施ー累計調達額は5.3億円に

オフィスにおける郵便物・配達物管理SaaS「トドケール」を運営する株式会社トドケールは、シリーズAラウンドにて3億円の資金調達を実施した。今回のラウンドでは新規投資家としてグローバルベンチャーキャピタルであるWiLを加え、既存株主であるジェネシア・ベンチャーズが参加した。

同社のミッションは「人とモノをつなぐ」ことであり、オフィス領域におけるモノのデータへのアクセス性向上を目指している。特にテレワークやハイブリッドワークの導入により、複数拠点を持つ大企業に向けたサービスの提供に力を入れてきた。顧客からは、受け取るものだけでなく、発送物や社内便の管理、物流機能との直接的な接続を求められており、これに応える形で法人向けサービスの拡充に取り組んでいる。

今回の資金調達を受けて、トドケールは営業・カスタマーサクセス（CS）の人材を強化し、さらなる顧客基盤の拡大を図る。また、物流との連携や周辺総務領域への機能開発を進めるため、開発チームの採用も強化する計画である。「トドケール」は、受け取り荷物のデジタル管理という領域から、発送から物流機能への連携を事業ドメインとして定め、サービスの利便性を向上させる取り組みを進めている。

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