Torq、シリーズCラウンドにて7000万ドルの資金調達を実施

Torqは、エボリューション・エクイティ・パートナーズが主導するシリーズCラウンドにて7000万ドルの資金調達を実施した。これにより同社の累計調達額は1億9200万ドルに達した。

Torqは、AIを活用して反復的で煩雑なセキュリティ関連のタスクを抽象化することに特化した企業である。
同社のプラットフォームは、ITチームが自社の既存インフラストラクチャに統合された自動化されたセキュリティワークフローを作成できるようにしている。Torqは、特にOpenAIのChatGPTのような大規模言語モデルを活用したサービスを提供しており、SOCプレイブックに関する質問に対する回答を提供することで、サイバーセキュリティアナリストがインシデントをナビゲートするの支援している。

「セキュリティインフラストラクチャスタックに接続することにより、Torqは組織がセキュリティイベントを修復し、セキュリティプロセスをスケールで調整できるようにする」とスマダリは述べた。彼は、AI駆動の能力によって人間のセキュリティアナリストを補完し、より高い調査の段階に集中できるようにし、反復的なトリアージや調査、応答活動をAIに任せることを目指している。

新たな資金の多くは、製品の研究開発および顧客獲得に充てられる予定である。今後数ヶ月のうちに、約200人のスタッフを擁するニューヨーク拠点のTorqは、米国、欧州、アジアに焦点を当てた市場投入チームを強化する予定である。

このように、Torqはサイバーセキュリティの自動化において重要な役割を果たしており、今後の成長が期待される企業である。

Torqウェブサイト