クリエイターや国内外コンテンツとの独自の企画を手掛ける株式会社灯白社、約1億円の資金調達を実施

クリエイターや国内外コンテンツとの独自の企画を手掛ける株式会社灯白社は、約1億円の資金調達を完了したことを発表した。この資金は、事業投資や採用強化を目的としており、ANRI、NOWファンド、並びに、けんすう氏・大湯 俊介氏・中山淳雄氏らの個人投資家が参画している。

灯白社は、エンタメ市場におけるプロモーションや物販（マーチャンダイジング）、コンテンツ開発を軸としたビジネスを展開している。
特に注力しているのは、プロモーション領域である。例えば、「第五人格」という中国発のグローバルコンテンツにおいて、日本独自のキャンペーンを展開し、フォロワー100万人を超えるクリエイターとのコラボレーションを実施した。これにより、オンラインとオフラインの両方で話題化を図り、商業施設でのイベントと物販を連動させることで、実質的に無償でプロモーションを行うことに成功している。

また、マーチャンダイジング領域においても、ドン・キホーテ秋葉原店での物販イベントを通じて、参加クリエイターのサイン会などを毎週末実施し、好評を得ている。特に、第一回のコラボレーションに参加したクリエイターの総SNSフォロワーは1,000万人を超え、今後も他のインバウンド注力店舗への巡業企画が予定されている。

今後も、灯白社はクリエイターやコンテンツの版元企業との連携を深め、物販や流通機能、マーケティング支援機能、コンテンツ開発機能を駆使して、グローバル展開に向けた成長を加速させていく。これにより、新たな収益源の提供や、クリエイターとのコラボレーションを通じたビジネス機会を創出していくことが期待される。

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