TravelJoy、シリーズAにて1,000万ドルを獲得しコロナ後の専門家による旅行プランニングの需要に乗る

TravelJoyは、新しい旅行企画ツールの需要が高まる中、コロナ後の需要に乗り、1,000万ドルのシリーズAラウンドを獲得した。
Acrew Capitalの創業パートナーで、Hotel TonightとTruliaの元取締役であるTheresia Gouwがこのラウンドを主導し、NFX、Founder Collective、Forerunner、Concrete Roseも参加した。

創業者のDayo Esho氏によれば、TravelJoyのアイデアは、彼が旅行業界で育った経験に基づいて生まれたものである。彼の母親の旅行代理店をサポートするために、旅行業界で育った彼は、旅行業者に焦点を当てたツールを提供することを決意した。
2018年に共同創設者のChris Kline氏と共にTravelJoyの開発を始め、2020年のCOVID-19パンデミックの影響を受けながらも成長を続けてきた。

TravelJoyは、旅行業者がDIY旅行計画ツールと競争できるようにすることを目指しており、オンラインダッシュボードを提供している。このダッシュボードには、CRMツール、メッセージングツール、支払いサポートなどが組み込まれており、旅行企画の一元管理が可能である。
また、TravelJoyは、旅行保険プロバイダーのFayeと旅行体験マーケットプレイスのViatorとの統合も最近追加された。

TravelJoyは現在、数千人の旅行業者によって使用されており、アメリカの約20万人のフルタイムおよびパートタイムの旅行アドバイザー市場を取り込むことを目指している。

追加の資金調達により、AI機能の追加や会員の旅行計画ワークフローのサポートを行う予定である。Iron ManのようなAI技術と専門的なサービスを組み合わせることで、TravelJoyは旅行業界での競争をリードしていくことを目指している。