Image Credits: Turing株式会社
生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むTuring株式会社がプレシリーズAラウンドにて15億円の資金調達ーシリーズ累計は総額45.38億円に
uniqorns編集チーム 2024.07.01
Turing株式会社は、X＆KSKを含む複数の投資家からプレシリーズAラウンドの後半として15億円の資金調達を実施し、シリーズ累計は総額45.38億円の調達を完了した。これにより、創業以来の累計資金調達額は約60億円となる。
今回の調達資金は、Heron専用の計算基盤となる大規模GPUクラスタ「Gaggle Cluster」の構築、自動運転システム「Tokyo30」の開発、およびMLエンジニアの採用に使用される。
Turingは、生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組んでおり、E2E(End-to-End)の自動運転開発に特化したスタートアップである。カメラから取得したデータのみで、ステアリング、アクセル、ブレーキなど運転に必要なすべての判断をAIが行う。Heronというマルチモーダル生成AIを活用することで、走行データに存在しない状況でも倫理的に対応可能なシステムを構築し、レベル5の完全自動運転を目指す。
