TXOne Networks、シリーズBエクステンションで総額5,100万ドルの資金調達を実施

Image Credits: TXOne Networks

TXOne Networks、シリーズBエクステンションで総額5,100万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.05.09

サイバー・フィジカル・システム(CPS)セキュリティのリーダーであるTXOne Networksが、シリーズBエクステンションラウンドで5,100万ドルの資金調達を実施した。

Bラウンドのリード投資家であるTGVest Capitalに加え、Pegatron Group、CDIB Capital Group、CDIB-Innolux II L.P.が投資を継続している。
新たな投資家としては、Taiwania CapitalとApplied Ventures, LLCとITIC-Taiwan(Industrial Technology Investment Corporation)の共同ファンドであるApplied Ventures ITIC Innovation Fund, L.P.(AVITIC)が参画している。
TXOne Networksは2021年8月にシリーズAの資金調達、2022年8月にシリーズBの資金調達を実施している。

TXOne Networksは、大手メーカーおよび重要インフラ事業者への製品導入実績から得た知見を活かし、産業用制御システム(ICS)および運用技術(OT)環境のサイバー攻撃に対する実用的で運用に適したアプローチを開発している。
また、ランサムウェアやその他の新たな戦略的脅威に効果的に対抗し、製造現場のライフサイクル全体にわたる資産を保護するために、高度な脅威の検出とその対応策を含め、さまざまなOT業種の企業に合わせた防御策の導入を支援している。
半導体、自動車、製薬、食品・飲料、公共交通機関、公益事業、電機、ヘルスケア、鉱業・金属、石油・ガス、航空宇宙などの業界で、世界3,600を超える組織のオペレーションの保護に貢献している。

TXOneの最高経営責任者(CEO)のテレンス・リュウ氏は、今回のエクステンションラウンドで5,100万ドルの資金調達に成功したことは、同社にとって大きな成果であり、TXOne Networksのビジョンと可能性に対する投資家の信頼と信用を明確に示すものであるとしている。
2024年4月、TXOne NetworksはCPS保護の中心的管理コンソールSageOneを発表した。
SageOneは、TXOne全ソリューションにわたるOTサイバーセキュリティ情報を統合管理する。
組織のOTセキュリティ管理チームがすぐに実行可能なセキュリティ対策を提案することにより、単なる可視化だけではなく組織内のすべてのCPS設備の保護と脅威の検出を行いう。

TXOne Networksウェブサイト