【UKスタートアップ】住宅および商業物件、道路、鉄道、電力インフラなどのリスク評価を行うClimate X、シリーズAにて1,800万ドルの資金調達を実施

イギリスのスタートアップ企業であるClimate Xが、GV（Google Ventures）をリードとする1,800万ドルのシリーズAラウンドを調達した。このラウンドには、初期投資家であるPale Blue Dotに加えて、CommerzVentures、A/O、Blue Wire Capital、PT1、Unconventional Ventures、Western Technology Investment（WTI）も参加した。このスタートアップは、金融機関が物理的な資産ポートフォリオ全体における気候変動の影響を評価するのを支援することを目指している。

Climate Xは、住宅および商業物件、道路、鉄道、電力インフラなどのリスク評価を行うことができるプラットフォームを提供している。これまでのクライアントには、Legal & General、CBRE、Virgin Moneyなどが含まれる。
また同社のプラットフォームは、Googleマップのような体験を提供し、100年以上の時間軸で極端な熱や洪水などの影響を、個々の家まで評価することができる。現在、合計6.5兆ドルの資産を保有する金融サービスのクライアント向けに気候リスクを評価している。

Climate Xは、新たな資金を利用してヨーロッパ、北米、APACでの拡大を加速する。

Climate Xウェブサイト