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Urban Skyが再利用可能なバルーンを使用して地球観測事業を拡大するために、シリーズAで975万ドルを調達
uniqorns編集チーム 2023.10.16
Urban Skyは、成長中の社会問題に取り組むために、再利用可能なバルーンを使用した地球観測事業の拡大に向けて、975万ドルのシリーズAラウンドをクローズしたと発表した。この資金調達を通じて、同社は高密度人口地域や顧客の興味のある他の地域において、定期的に更新されたデータカタログを作成することを目指している。
Urban Skyは、環境モニタリング、保険、石油・ガス業界を中心にサービスを提供しており、近赤外線イメージングや長波赤外線イメージングなど、さまざまなセンサーの開発も進めている。
Urban Skyは、再利用可能な小型バルーンを使用して地球観測を行うという、他の遠隔センシング企業とは異なるアプローチを取っている。この革新的な手法は、バルーンを標準的なピックアップトラックの後部から展開できるため、コストを大幅に削減することができる。Urban Skyの創業者であるAndrew Antonio氏は、「我々のビジョンは、成層圏のスペースXとなることです」と述べており、再利用可能なロケットブースターの開発が打ち上げ産業に革新をもたらしたように、Urban Skyも成層圏の観測技術に革命をもたらすことを目指している。
このシリーズAラウンドは、New Legacy Ventures、Lerer Hippeau、Lavrock Venturesを共同リードし、Catapult Ventures、Union Labs VC、DA Ventures(Denver Angelsの提携先)およびTenOneTen Venturesも参加した。