Vestwellが1億2500万ドルを調達し、企業の職場貯蓄プログラムを支援
uniqorns編集チーム 2023.12.21
Vestwellは、同社が「先制的な」資金調達ラウンドで1億2500万ドルを調達したと発表した。このニューヨーク拠点のFintech企業は、雇用主が職場の貯蓄プログラムを支えるためのインフラを提供している。
ラウンドを主導したのはLightspeed Venture Partnersで、既存のバッカーであるFin Capital、Primary Venture Partners、FinTech Collectiveに加えて、新たな投資家であるBlue OwlとHarbourVestも参加した。
今回のラウンドに伴い、LightspeedのリードFintechパートナーであるJustin OverdorffがVestwellの取締役会に参加した。
VestwellのCEOであるAaron Schummは、2016年に会社を設立し、2017年にクラウドネイティブプラットフォームを立ち上げた。この最新のラウンドにより、Vestwellは総額2億2750万ドルの資金調達を行っている。
30万社を超える100万人以上の人々がVestwellプラットフォームを利用し、同社によって累計約300億ドルの資産が支援されている。同社はMorgan StanleyやJPMorganなどの金融機関、州政府、給与会社と提携しており、月額の雇用主または「個人貯蓄者」手数料により収益を上げている。Vestwellはパートナーの一環として、401(k)、403(b)、IRA、529教育、ABLE障害、緊急貯蓄プログラムなど、退職、健康、教育などのプログラムを提供していると述べている。