AIカメラによる省人化店舗ソリューションを提供する株式会社VisionAI、シードラウンドにて5000万円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.12.02
AIカメラによる省人化店舗ソリューションを提供する株式会社VisionAI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平川義修)は、株式会社サイバーエージェント・キャピタル、New Commerce Ventures株式会社、株式会社サイバーエージェントを引受先とする第三者割当増資により、シードラウンドにて5000万円の資金調達を実施した。
株式会社VisionAIは、労働力人口の減少という日本が直面する課題に取り組むため、Computer VisionとAIを駆使して、省人化プロダクトの開発に努めている。
2030年には日本の人手不足が644万人分になるという調査結果が示すように、少子化の進行とともに労働力人口の減少は今後さらに深刻な問題となる。特に地方の小売店舗では、人件費の高騰や人材確保の難しさから、時短営業や閉店が相次いでいる状況である。
このような背景を受け、同社は重量センサーを用いず、AIカメラのみで無人・省人店舗の運営を実現するソリューションを開発した。
従来の省人化店舗では、高額な初期コストが課題であり、全ての商品棚に重量センサーを設置する必要があった。これに対し、AIカメラのみでの運営を可能にすることで、低コストかつ短期間での導入が実現される。この新しいアプローチにより、小売店舗業務の40%以上を占めるレジ業務の負担を軽減し、デジタルサイネージによる販促活動やCGアバター、ロボットによるオンライン接客といった新しい顧客体験を提供することを目指している。
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