福岡発の学⽣向けフードデリバリーアプリ「PECOFREE(ペコフリー)」を運営する株式会社PECOFREE、シリーズA延長ラウンドにて2,500万円の資金調達を実施

Image Credits: 株式会社PECOFREE

福岡発の学⽣向けフードデリバリーアプリ「PECOFREE(ペコフリー)」を運営する株式会社PECOFREE、シリーズA延長ラウンドにて2,500万円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.28

食を通じてあらゆる人をつなげHappyな世界をつくることを目指す!福岡発の学⽣向けフードデリバリーアプリ「PECOFREE(ペコフリー)」を運営する株式会社PECOFREE(本社:福岡県、代表取締役:川浪達雄)は、2024年3月に実施した資金調達シリーズAの延長ラウンドとして、福岡の企業では初めて、日本の食のスタートアップエコシステム構築を目指すFuture Food Fund 2号投資事業有限責任組合(Future Food Fund)を引受先とした第三者割当増資による資金調達を5月31日に実施した。本資金調達により、シリーズA全体の調達額は1.95億円、累計調達額は3.2億円となった。 

PECOFREEは、産業給⾷業界のデジタル化を推進し、収益化可能なシステムを構築することで、社会性と事業性を兼ね備えた⾷のインパクトを⽣み出すスタートアップとして全国展開しており、2021年4⽉のサービス開始以来、3年間で学校、学童保育、企業を含む1200施設以上の導⼊が決定し、多くの学校や給食会社、企業から問い合わせがある。

日本の学校の昼食を取り巻く環境は、少子化やコロナ禍、物価高による食材の高騰、人材不足などを受け、食堂を運営する給食会社の収益性が低下し、全国で業者の撤退が相次ぐなど、多くの学校で学食の維持が難しくなっている。また、給食制度のない全国の高校では、約9割の生徒がご家庭の手弁当を持参(農林中金調べ)しているが、共働き家庭が増加する中、手弁当を準備する時間や衛生管理、栄養バランスなど、保護者や学生も多くのお悩みを抱えている。代表の川浪 氏は、前職の産業給食会社で元⼯場⻑兼取締役として産業給⾷の製造及び販売に従事する中、学校の⾷事に関連する多くの課題を発⾒し、これらの課題を解決するために、学校×給⾷会社×ITを組み合わせた新しい⾷のソリューションを提供することを目指し、2021年に株式会社PECOFREEを設⽴した。

今回調達した資金は、より楽しく快適にPECOFREEアプリを使っていただくための顧客体験の向上や新機能の開発、より多くの学校・家庭・給食会社の食のプラットフォームになるための戦力強化を目的とした採用やPR・マーケティング施策に投資し、共働き世帯や学生の食の課題解決に取り組んでいく。
また、フードイノベーション領域に特化して国内外のスタートアップ企業に投資・支援を展開されているFuture Food Fundとの販売面やサービス開発面での連携を通じ、日本の食のスタートアップエコシステムの構築にも貢献していく。





株式会社PECOFREEウェブサイト

株式会社PECOFREE採用サイト