株式会社ヤマップ、シリーズDラウンドにて総額20.4億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.05.28
「地球とつながるよろこび。」を企業理念に掲げアウトドア事業を行う株式会社ヤマップ(福岡市、代表取締役CEO 春山慶彦)は、シリーズDラウンドで総額20.4億円(Debt含む)の資金調達を実施した。
ヤマップは2013年3月にサービスを開始し、今年で11年目を迎える福岡本社のベンチャー企業である。独立系オルタナティブ運用会社のMCPグループが運営する「九州発ジャパン・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合(JEF)」をリード投資家とするシリーズDラウンドにおいて、第三者割当増資およびデットファンドと金融機関からのベンチャーデットをあわせ、総額20.4億円の資金調達を実施した。また、JEFより監査役として1名が参画し支援をうけている。
その他引受先は、丸井グループ、豊島株式会社が運営するCVCファンド(ファッション&テクノロジー2号投資事業組合)、15th Rock Ventures、三菱UFJキャピタル、いよぎんキャピタル、三井住友信託銀行、SGインキュベート(西部ガスグループ)、ゼンリンフューチャーパートナーズ、山梨中銀経営コンサルティング、個人投資家2名(非公開)である。ベンチャーデット先は、SDFキャピタル(スタートアップ・デットファンド)、福岡銀行である。
今回調達した資金でグループ会社となる「株式会社ヤマップネイチャランス損害保険」(沖縄県名護市、代表取締役社長 木村彰宏)を設立。ネイチャランス損保はアウトドア保険を提供し、ヤマップは代理店として損害保険を5月28日より販売する。