Z世代向け結婚準備アプリ『ウェディングニュース』を運営する株式会社オリジナルライフが4.8億円の資金調達

Image Credits:株式会社オリジナルライフ

Z世代向け結婚準備アプリ『ウェディングニュース』を運営する株式会社オリジナルライフが4.8億円の資金調達

uniqorns編集チーム 2024.01.29

株式会社オリジナルライフは、Z世代向け結婚準備アプリ『ウェディングニュース』の資金調達に成功した。今回の調達額は総額4.8億円で、ニッセイキャピタル、日本ベンチャーキャピタル、株式会社エイチ・アイ・エス、株式会社博報堂DYベンチャーズを引受先とする第三者割当増資および借入により調達された。これにより、オリジナルライフの累積調達額は95億円となりました。オリジナルライフは、結婚文化を取り戻し、テクノロジーの力で「結婚を人生で一番の思い出に」進化させることを目指している。

また、2023年の日本の出生数は73万人となる見込みで、これは記録上最低の数字となる。婚姻組数の減少が少子化の主要因とされており、結婚観の変化にはお見合いの衰退や社会的な圧力の低減が影響していると考えられている。オリジナルライフは、自由な社会の中で結婚の意義や価値を新たな視点から発信し、結婚への前向きな意欲を育むことに取り組んでいる。

オリジナルライフはZ世代向け結婚準備アプリ『ウェディングニュース』を運営しており、今回の資金調達をもとにプロダクトの強化を図り、結婚準備領域でNo1のアプリを目指している。結婚準備領域では、テクノロジーの活用によって料金の不透明さや結婚式タスクの複雑さなどを軽減することが可能である。また、SNS環境の中で結婚式の非合理さが取り上げられる一方で、結婚式の感動や想いがなかなか可視化されていないと考えている。オリジナルライフは、「ウェディングニュース」を通じて結婚準備を便利にし、結婚の素晴らしさを社会に発信していく。

資金調達の背景と今後のチャレンジについては、日本の出生数の低下や結婚観の変化を踏まえて、結婚文化の復活を目指すことが挙げられる。また、コロナ禍での転換と成長も大きなテーマとなっている。オリジナルライフはコロナ禍の3年間でビジネスモデルの転換を行い、ユーザー数や取扱高(GMV)を大幅に成長させた。今後は既存ビジネスの全国展開やハネムーン領域でのサービス提供の拡大、指輪領域への本格的な展開などに取り組む予定である。

オリジナルライフは、結婚式場向けの顧客管理SaaS「ラクーダウェディング」の導入も進めており、プランナーの業務プロセスをDXし、顧客への手厚い接客を実現している。さらに、ハネムーン領域や指輪領域へのチャレンジも行っており、ユーザーにとって魅力的な特典やサービスを提供している。
オリジナルライフでは、ブライダル業界に貢献したい方や結婚の文化を進化させたい方、バーティカルSaaSの立ち上げの経験を積みたい方など、様々なポジションでの採用を募集している。

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