イスラエルのセキュリティガバナンスプラットフォームを提供するZenity、シリーズBラウンドにて3800万ドルの資金調達を実施

イスラエルのセキュリティガバナンスプラットフォームを提供するZenityが、シリーズBラウンドにて3,800万ドルの資金調達を実施した。この資金調達は、Third Point VenturesとDTCPの共同リードにより行われ、既存の投資家であるIntel CapitalとVertex Venturesからの引き続きの支援も受けている。

Zenityは2021年に、元MicrosoftクラウドセキュリティチームのメンバーであるBen Kliger（CEO）とMichael Barguryによって設立された。
低コード/ノーコードプラットフォームは、企業がツールを構築し、効率を向上させることを可能にする一方で、技術的な知識が不足しているユーザーがデータやその他の資産をセキュリティ脅威にさらすアプリを誤って作成するリスクも伴う。生成AIを統合することで、組織のセキュリティ状況はさらに複雑化している。

同社のプラットフォームは、低コード/ノーコードプラットフォームで開発されたアプリケーション、自動化、およびワークフローに対する継続的な監視、リスク評価、セキュリティを提供する。セキュリティチームは、このプラットフォームを使用して、自動化された保護策を確立し、カスタマイズ可能なプレイブックを通じてリスク管理ポリシーを適用することができる。

今回の調達は、ローコード／ノーコード・プラットフォームのセキュリティ強化を目的とし、新たな資金を活用して、製品、エンジニアリング、営業、マーケティングチームを拡充する計画を立てており、エージェンティックワークフローやAIコパイロット、低コードベースのアプリケーションを採用するグローバル企業のエコシステムを拡大するためのパートナープログラムを立ち上げる予定である。

Zenityウェブサイト