フィンテック企業のCoast、さらなる資金調達を実施

Daniel Simon氏によって2020年後半に設立されたCoastは、さらに2,500万ドルのベンチャーキャピタルと6,700万ドルの負債性資金を調達したことを発表した。

自らを "輸送の未来のための現代的な金融サービスプラットフォーム "と表現している。
RampやBrexと比較すると、Coastはフリートオペレーターとその従業員のための経費管理ソフトウェアを開発している。そのため、前述の支出管理会社のように、Coastは車両を運行する企業のためにデザインされた商用チャージカードを作成した。CoastのCEOであるSimon氏は、2023年の年間売上高と支払額の伸びは約550％増になると述べた。この成長により、既存の投資家は同社への投資を倍増させ、新たな投資家も獲得した。

BoxGroupとAvid Venturesは今回の増資を共同で主導し、Accel、Insight Partners、Better Tomorrow Venturesなどの既存投資家も参加した。Vesey Venturesは新たな支援者として加わった。シリコンバレー銀行（ファースト・シチズンズ銀行の一部門）とトリプル・ポイント・キャピタルが負債資本を提供する。その他の投資家には、Fintech Fundや、AffirmのMax Levchin氏、PlaidのWilliam Hockey氏、UnitのItai Damti氏、FlexportのRyan Petersen氏、MarqetaのJason Gardner氏、AlloyのLaura Spiekerman氏とTommy Nicholas氏など、創業者のエンジェル投資家が名を連ねている。

2022年2月、CoastはAccelとInsight Partnersの共同主導で2750万ドルのベンチャー資金を調達している。Simon氏は今回の資金調達について、シリーズBやシリーズAの延長ではなく、インサイダー・ラウンドのようなものだと述べている。

新たな資本はCoastの機能を拡大し、フリートオペレーターに幅広い金融商品を提供するために使われる。
また、現在の従業員数は約60名であり、積極的に雇用も行っている。

Coastウェブサイト