ランディット株式会社、シリーズAラウンドにて8億円の資金調達を実施ー累計約12億円に
uniqorns編集チーム 2024.04.17
モビリティインフラ事業・不動産テック事業を手掛けるランディット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤林謙太)は、シリーズAラウンドにて、8億円の資金調達を実施し、創業からの累計資金調達額は約12億円となった。
本ラウンドでは日米に拠点を置くグローバルファンドであるWiLをリード投資家とし、シンガポール・台北・上海に拠点を置き、アジア大洋州地域においてプライベートエクイティ投資を行うAxiom Asia Private Capitalを引受先としている。又、ランディットは2021年の創業以来の既存株主であるインキュベイトファンドを中心にプレシリーズA時点以降もフォローオン投資による資金調達を実施してきたが、本ラウンドを以って、累計調達額が約12億円となった。
Landitは2021年の創業以来、駐車場を借りる人と貸す人を対象に、駐停車の貸し借りに生じる時間とプロセスの削減・合理化に取り組んできた。
具体的には、衛星にAIを用いて、日本中の車室データベースを生成し、受付・契約などの仲介業務をデジタル化するプロダクト「SYNC PORT」、車室の状況をAIカメラでリアルタイム自動管理するプロダクト「AIMO」を揃えることで、駐停車に関する静的なデータと動的なデータを基に独自のデータベースを生成している。そして、独自のデータベースを基に、借りる人向けには事業用駐車場手配サービス「at PORT」、事業用短期駐車場予約サービス「PIT PORT」を提供することで、駐車場を求めるユーザーがスムーズにどこよりも近く、早く、安い場所を簡単に利用できる環境を届けている。
足元で、at PORT事業は二桁億円の売上高と黒字化を達成、建設現場向けの付帯サービスや建設施工管理アプリとの連携など拡大を続けており、AIMO事業は大型受注が内定するなどのトラクションを積み上げている。
創業から構想しているマルチプロダクトの更なる強化と、変化に強い組織構築に向けて、今回の資金調達を契機として、以下の施策を進めていく。
・AIMO Parking / AIMO Construction / AIMO Real Estate / AIMO Retailの開始
・SYNC PORT事業の強化
・PIT PORT事業の拡大
・データソリューション事業の開始
・at PORT事業の更なる拡大
・B to B to C事業、to C事業の展開
・経営体制の強化、国内支店の開設
・海外展開