ロンドンに拠点を置くGlobal Screening Services(GSS)、4,700万ドルの資金調達を実施

Image Credits: Global Screening Services (GSS)

ロンドンに拠点を置くGlobal Screening Services(GSS)、4,700万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.03.26

ロンドンに拠点を置く規制対応プラットフォームであるGlobal Screening Services(GSS)は、金融機関が国際制裁の義務を果たすのを支援するために、4,700万ドルの資金調達を行った。

同社は実際に昨年から有名な支援者から資金調達を行っており、その中には世界最大の銀行の一つである日本の三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)も含まれている。最新の調達では、GSSはもう一つの金融大手であるオーストラリアのコモンウェルス銀行(CBA)と、この最新の投資に参加するためのAlixPartnerもバッカーとして明らかにした。

GSSは、銀行や他の金融機関が規制に適合するための制裁スクリーニングプラットフォームを販売している。これらの機関は、トランザクションデータをGSSのクラウドベースのプラットフォームに入力し、世界各国の標準化された制裁リストと一致する情報があればアラートを返す。また、GSSはロシアや中国などの制裁国の地元の金融送金システムからのデータや、船舶の国際海事機構(IMO)番号、誕生日などの追加のデータポイントをこれらのリストに付加する。

4,700万ドルの調達により、GSSは「開発フェーズ」から完全運用への移行を果たし、最初の顧客とのライブ配信に備えている。

Global Screening Services (GSS)ウェブサイト