不動産情報アプリ「カナリー(CANARY)」を運営する株式会社カナリーが10億円の資金調達

Image Credits:株式会社カナリー

不動産情報アプリ「カナリー(CANARY)」を運営する株式会社カナリーが10億円の資金調達

uniqorns編集チーム 2024.03.08

株式会社カナリーと株式会社クレディセゾンは、10億円の資本業務提携を締結した。この提携により、不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、決済領域における連携を強化することを目指す。

株式会社カナリーは、「もっといい『当たり前』をつくる」をミッションに掲げ、不動産業界のDXを推進している。その中で、株式会社クレディセゾンとの資本業務提携を行い、第三者割当増資及び転換社債型新株予約権付社債による10億円の資金調達を実施した。

株式会社カナリーは、不動産情報アプリ「カナリー(CANARY)」を運営しており、20代~30代の若年層ユーザーを中心に累計ダウンロード数350万件を突破している。また、不動産業界特化型SaaS「カナリークラウド(CANARY Cloud)」の提供も開始し、幅広い不動産仲介/管理会社の業務効率化・DXを支援している。

一方、株式会社クレディセゾンは、ファイナンスサービスを軸にした「総合生活サービスグループへの転換」を目指している。特に、クレジットカード総会員数約3,500万人を保有しており、家賃保証事業「セゾンの家賃保証」を展開している。

この提携により、株式会社カナリーと株式会社クレディセゾンは、「決済」領域との連携を強化し、ユーザーの部屋探しから不動産会社の業務に至るまで一気通貫したDXを推進していく。