中国のGenAIベンチャー企業AIsphere、シリーズA1にて1億人民元(約1,390万ドル)を調達

Image Credits: AIsphere

中国のGenAIベンチャー企業AIsphere、シリーズA1にて1億人民元(約1,390万ドル)を調達

uniqorns編集チーム 2024.03.13

中国のGenAIスタートアップであるAIsphereは、技術的にはSoraに匹敵することを目指しており、月内にその目標を達成するために1億人民元(約1,390万ドル)のシリーズA1で資金調達を行った。
この資金調達は、Fortune Venture Capital(深圳)をリードとしたラウンドで実現した。

AIsphereは、WeChatアカウントでの発表によれば、4月に1周年を迎える予定の会社は、月曜日に中国市場向けのテキストからビデオへの変換モデルを発売した。
この発売は、同社が国際市場向けに展開したモデルPixVerseの2か月後である。同社はPixVerseを「中国で最も大きな国産GenAI製品」とし、最も多くのユーザーを抱えていると主張しており、ビデオの長さを数秒程度で生成することができる。現地のメディアCaixinは、統計ウェブサイトSimilarwebのデータを引用し、このツールが2月に100万回以上の訪問数を記録したと報じている。

創業者の王長虎氏は、以前にByteDanceのAIラボの責任者を務めており、同氏は「ゼロからイチに」「Douyin」と「TikTok」といった広く使われているビデオアプリの構築と開発を支援したと発表している。