埋込み型フィンテックの株式会社Smartpay、プレシリーズAラウンドにて国内外の投資家から約10億円の資金調達
uniqorns編集チーム 2024.04.08
埋込み型フィンテックの株式会社Smartpay、プレシリーズAラウンドで国内外の投資家から約10億円の資金調達を実施した。
SMBCベンチャーキャピタル、Angel Bridgeを主たる引受先とし、募集額を超える申し込みを達成した。
日本の埋込み型デジタルファイナンスSmartpayは、利息・手数料なしで分割払いが可能な日本初の決済サービスを提供している。
Smartpayは、クレジットカード決済または銀行口座からの即時引き落しにより10秒以内で完結できる唯一の決済サービスを提供している。分割払いは複雑な手続きなく完全自動で行うことができ、消費者は分割払いのためにコンビニに足を運んだり、配達の際に現金を用意しておく必要はない。また、はじめて買い物をするショップにクレジットカード情報などを提供する際の不安もなくなる。
また、Smartpayは「Smartpay 即時口座引き落とし(バンクダイレクト)」の提供を開始している。これはオンライン決済で銀行口座からの直接支払いが可能な日本初のデジタルファイナンシングサービスであり、オンラインショッピングでクレジットカード(日本におけるオンライン決済の70%を占める)以外の決済方法を求める消費者のニーズに対応する。また、利便性の高いデジタルファイナンシングおよび分割払いも可能である。
Smartpayは、日本の200以上の金融機関と連携することで、銀行口座を持つ日本人の90%が利用可能な唯一の決済会社となっている。なお、Smartpay 即時口座引き落とし(バンクダイレクト)は、日本電子決済推進機構(JEPPO)の協力のもと開発された。
Smartpayを導入した事業者では、Smartpay利用ユーザーによる購入単価が、非Smartpay利用ユーザーと比較して平均で40%以上増加している。また、全加盟店を通じたSmartpay決済における平均購入単価は、3万4000円(他の決済手段と比較して約3倍)となっており、Smartpayの導入を通じて生活者がより豊かな購入体験ができることを実証している。
また、2024年4月よりSmartpayは店舗決済にも対応を開始した。実店舗においてQRコードの読み取りまたはNFCでのタッチ決済により、煩雑な手続きを経ることなくスマートフォンだけで速やかに3回の分割払いを実現する。Smartpay店舗決済の導入費用は0円で、新規の開発などの手間も一切かからない。店舗決済においてもユーザーは引き続きクレジットカードか銀行引き落としのいずれかを選ぶことが可能である。Smartpayは2年以内に店舗決済の利用者200万人、3年以内に加盟店3万店舗を目指し、導入を推進していく。