株式会社 Arktus Therapeutics、シードラウンドにて4.4億円の資金調達を実施

株式会社 Arktus Therapeutics（本社：京都市左京区、代表取締役：大岩智大）は今回、シードラウンドでの資金調達を実施した。
本ラウンドには、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、QBキャピタル合同会社、京都キャピタルパートナーズ株式会社、株式会社MTG Ventures、インベストメントLab株式会社、株式会社佐銀キャピタル＆コンサルティングがそれぞれ運営する投資ファンド、国立研究開発法人科学技術振興機構、及び4名の個人投資家が参加しており、合計の調達額は4.4億円となった。

今回の調達によりArktus Therapeutics は、iPS 細胞を利用した変形性膝関節症の根本治療の実用化を目指し、本格的な研究開発を開始する。

Arktus Therapeutics は、佐賀大学医学部附属再生医学研究センターの中山功一教授、京都大学iPS細胞研究所（CiRA）の池谷真准教授の研究成果を基に設立されたスタートアップである。
池谷准教授のiPS細胞から高品質な間葉系幹細胞（MSC）や軟骨細胞を作製する技術、中山教授が発明したバイオ 3D プリンタを使用した大面積かつ強度の高い任意の形状をもつ軟骨組織を作製する技術を基盤として、変形性膝関節症などを対象とした再生医療製品の実用化に取り組んでいる。

株式会社 Arktus Therapeuticsウェブサイト