株式会社DGキャピタルグループ、シリーズAにて16億円の資金調達

株式会社DGキャピタルグループは、地域マイクログリッド構築を容易に行えることを目的としたGridForming-CellGridシステム「セルグリッドプラットフォーム」開発に向けて、シリーズAラウンド16億円の資金調達を実施した。

この資金調達には、高島株式会社、株式会社サンヴィレッジ、エイト株式会社、株式会社エナジートラストカンパニー、株式会社WORKERSアセット、株式会社ANQ、株式会社グランインデックスをはじめとする法人投資家、さらには高橋健一氏や高木正浩氏といった個人投資家が参加した。

この資金調達は、地域マイクログリッド構築を容易にするGridForming-CellGridシステム「セルグリッドプラットフォーム」開発プロジェクトの支援となります。DGキャピタルグループは、2024年12月にリリースを予定しており、環境省第１回脱炭素先行地域「ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ」に導入されることも決定している。

セルグリッドプラットフォームは、デジタルグリッドルータ(DGR)を多数台連係した系統構築型同期配電網(マイクログリッド)で、分散電源のみでロバストな自立運転が可能である。DGキャピタルグループは、今回の資金調達を活用して、デジタルグリッド技術の開発をさらに進めるとともに、国内外での事業拡大にも取り組んでいく予定である。

また、DGキャピタルグループは、デジタルグリッド技術の普及にも力を入れており、一般社団法人デジタルグリッドコンソーシアムを設立している。

この資金調達により、DGキャピタルグループは地域マイクログリッド構築の容易化を進め、より持続可能なエネルギーシステムの実現に貢献している。