樹脂3Dプリント製造をする株式会社YOKOITOが6,000万円の資金調達を実施

株式会社YOKOITOは、2024年3月に創業10周年を迎え、個人投資家より6000万円の資金調達を実施した。この資金調達は、樹脂におけるAdditive Manufacturing（以下樹脂AM）の社会実装に向けた急速な拡大フェーズに備えるため、そして日本経済における持続可能な生産性向上手段を提供するための重要なステップであることをお知らせする。

YOKOITOは、創業以来10年間、樹脂AMの研究と社会実装に注力してきた。この度の資金調達により、私たちは新たなフェーズへ一歩を踏み出すことができた。

樹脂AMは、従来は試作というイメージが強かった技術だったが、近年は製造、医療、航空宇宙など、幅広い分野での実用化が進んでおり、安定した成長を遂げている。今後は新たなビジネスモデルの構築や研究開発への投資拡大、そして積極的な市場開拓を通じて、大規模な業界の成長を見込んでいる。

このような樹脂AMの普及が進む中、YOKOITOは現在の成長フェーズから、社会実装に向けた急速な拡大フェーズへの移行を図っている。

この度の資金調達は、このような世界的な樹脂AMへの関心の高まりを受け、この変化に柔軟に対応し、持続可能な成長を加速するための重要なステップと位置付けている。

調達した資金は、さらなる技術研究や、生産能力の拡大、および国内での販売ネットワークの強化に充てられる。これらにより、YOKOITOは樹脂AMの社会実装に向けて業界をリードすることが可能になる。